◆コーピングのくせや特徴を理解し、活用する
効果的にコーピングを実践するには、
様々なコーピングを知り、
ストレス要因に合わせて使い分けたり、
組み合わせたりすることが重要です。
また、いつも同じコーピングをしない方が
いい場合もあります。
例えば、友達を誘って飲みに行くことは
気晴らしになるでしょう。
しかしお酒を飲んでばかりいたら、
アルコール依存症になったり、
経済的にも厳しくなるかもしれません。
そして飲酒は、ストレス要因である仕事の問題を
解決はしてくれないのです。
誰にでも、コーピングに
得意とするもの・不得意なものがあります。
また、コーピングにもくせがあるので、
その悪影響に注意せねばなりません。
例えば
次のような影響が出やすいのではないでしょうか。
◇「情動焦点型コーピング」が多い
・リラックスして気分を鎮めようとする
(飲酒、リラクセーションなど)
→ ストレス要因になっている
問題はいつまでも取り除かれないまま。
◇「問題焦点型コーピング」が多い
・ストレス要因である問題の解決に専念する
→ 問題を片付けようとして周囲に働き替えるため、
周囲の人と摩擦が起きる。
物事の受け取り方を変えようと無理をして、
燃え尽きてしまう。
自分がしがちなコーピングのくせや特徴を知り、
様々なコーピングを実践することは
コーピングスキルの向上につながり、
メンタルヘルスの維持・向上にも重要となります。
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