2015年12月から従業員50人以上の事業所は、
年に一度、従業員のストレスチェックを行うことが
義務付けられました。
労働者のメンタルヘルス不調を未然に防ぐための、
いわば心の健康診断。
精神障害による労災が急増している昨今、
その傾向に歯止めを止めるための取組です。
従業員が少ない会社では、
自分たちには関係ないなと思う方もいるかもしれません。
ですが政府はこうした
メンタルヘルスケアに取り組む事業所を
100%にするという目標を掲げています。
その目途は平成32年、あとたった3年です。
つまり、従業員50名未満の事業所にも、
近い将来ストレスチェックが義務付けられる
可能性があるのです。
まだ導入していない企業も早めに
少しずつ準備をしていくべきだといえるでしょう。
手間や時間、費用もかかります。
そこでストレスチェックを導入前の企業の方に
知っていただきたいのが、
ストレスチェック制度に関する
助成金があること。
これは従業員50名未満の事業所が
ストレスチェック制度を導入するときに
申請できるものです。
お金がかかると、
どうしても企業は後ろ向きになってしまいます。
この助成金制度を上手く利用できれば、
お金のコストを考えずに、
リスクに対処でき、
従業員の心のケア対策も行える可能性があります。
では、申請には
どのような条件があるのでしょうか。
また、どのようにして申請するのでしょうか?
次回からは助成金の申請方法について述べていきます。
~次回以降~
②助成金を受けとれる条件と、もらえる助成金の金額
③助成金の申請手続きの流れと注意点
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