先日、福井県にてパワハラが原因となり、
うつ病となり、労基署より労災認定がされていたという
ニュースが出ておりました。
(ニュースをクリックすると記事がみれます。)

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労災認定を受けた男性は、債権回収をめぐるパワハラの重圧で、
不起訴になったものの窃盗事件を起こすに至ったということです。


労働基準監督署の調査結果では、
「理事長の日常的な圧力が窃盗事件につながったと考えられる」としている。


男性は、会社に対し、600万円余りの損害賠償を求めているとのことです。

    
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記事を読むと、

組合員からの債権回収に苦しんだ男性が、理事長に繰り返し、
厳しくしかられるなどしたため、組合員の倉庫から無断でコメを搬出する行為に及んだらしいです。


この行為が、窃盗事件に発展し、その対応にも苦しみ、男性はうつ病を発症したとのことです。


労働基準監督署は、安全配慮義務違反があったとして、労災認定が認められました。

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この男性の気持ちを察してみると、

何も報告できる結果を残せずには、会社には戻れないため、
否応なしに、起こしてしまった行動であると思われます。

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私も、前職時代に、結果を残せず会社に戻り、
上司に厳しく叱咤された経験が、何度もあります。
(今となってはいい思い出です。)
   
  
ただ、経営者としても、中間管理職としても、
辛くても言わなければいけない場面も多くあると思います。


そのさじ加減が非常に難しいのです。


良かれと思って行った行為でも
受け取り方によって、大事に発展してしまうケースも考えられるのです。


このいったケースに対応できる法人保険として考えられるものは、
雇用慣行賠償責任・従業員不正賠償責任を補償するものと思われます。

(西田)
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