6月25日に厚生労働省は、平成26年度「過労死等の労災補償状況」を公表しました。

厚生労働省では、過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスなどが原因で発病した精神障害の状況について、労災請求件数や、支給決定件数などを年1回、取りまとめています。

特に精神疾患(心の病)は過去最多で
労災認定された精神疾患の発症者は497
自殺者(未遂含む)は99人でした。

ちなみに男女別で見てみると
497人のうち、男性347人、女性は150人と
男性は女性の約2倍。

自殺者は、99人中97人が男性です。

年齢別では請求件数・支給決定件数ともに、40~49歳が多かったです。

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心の病による件数がなぜ増えているのか。

「うつ病と診断される人が増えていることに加え、労働者側に労災として申請できるとの認識が浸透してきたこと」
「2011年12月にパワハラ・セクハラに関する認定基準が変わり労災認定されやすくなったこと」

が背景にあるようです。


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