近年増加する自然災害により収支の悪化と、
将来の収支予測が難しくなっております。

そんな中、火災保険
10年を超える新規契約の引き受けを停止する
との発表が昨年ありました。


現在、住宅の新規契約の最長は36年です。


長期契約のメリットは、
なんといっても、契約期間が長いほど保険料がくなることです。

長期契約は、所定の長期係数を乗じて計算するのですが、

10年では8.2、

20年では15.25、

30年では21.45

と長くなるほど割安になる仕組みになっています。

(長期係数は損害保険会社によって異なる場合もあります)


イメージとしては、年間3万円で30年契約する場合、

3万円×30年=90万円ではなく、

3万円×21.45≒65万円。

これが10年までになるので

3万円×8.2≒25万円を更新した場合(×3)を考えると、

割引率が下がり、事実上の値上げとなります。

今年10月以降の長期契約の引き受けが停止になるので、
予算を含め、火災保険の契約内容を確認して長期契約をし直すのも選択肢の一つ。

気になる方はシミュレーションしてみるのもいいかもしれません。


ただし、長期契約にはデメリットもあります。

保険料が割安になるとはいえ、一時的な負担は大きいこと。
新しい火災保険商品が出ても、補償内容は契約時のままであること。
もし、今後保険料値下げになっても考慮されないこと。

等です。

メリットの方が大きいかどうか、必ず確認してくださいね。

PAK23_notedentaku20140312500-thumb-900x600-4552


火災保険に関するお問い合わせは
 (株)セーフティゲート076-220-6557 もしくはinfo@safetygate.jp へお問い合わせください