■□■ 労災死2割増△△ 人手不足が影響か… ■□■

【時事ニュース・新聞より】
8月5日、厚生労働省は2014年上半期(1~6月)の労働災害による死亡者数を発表しました。前年同期に比べ死亡者が19.4%増(71人増)の437人となった事がわかりました。

原因として考えられるのが、人手不足による不十分な安全管理や経験の浅い労働者の増加などが死亡者急増の要因と考えられる。...

業種別で見ると、

建設業が、
28.2%の大幅増(35人増)159人となり、屋根や足場などからの「墜落・転落」、建設機械などによる「はさまれ・巻き込まれ」が多く、人手不足による熟練労働者の需給がひっ迫し、安全管理がおろそかになっている懸念がある。

製造業は、
12.3%増(9人増)82人となり、「はさまれ・巻き込まれ」が増加し、経験年数1年未満の労働災害が増加している。

陸上貨物運送業では、
61.8%の激増(21人増)55人となり、荷積みや荷卸し時の「墜落」が目立ったほか、2月の大雪による交通事故も多かった。

これらより、昨年より仕事量が増えているにも関わらず、人材不足により、労働者の負担が大きくなっているほか、技術指導や安全教育が行き届いていない若者などが現場に投入されていると考えられ、早急な対策が必要と思われる。          

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